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山梨一人旅@桃理

更新日:2021年9月16日

旧友の宮崎さんに呼んで頂いて、桃ちゃんは、未来の農業を学ぶために、山梨県に一人旅しました。ここから先は、桃ちゃん自身の体験記を、写真を交えてどうぞ!


①昇仙峡

「日本一の渓谷美」と称され、国の特別名勝にも指定された渓谷。甲府駅南口出発のバスでトレッキングコース入口へ、地元の方に誘われコーヒーと葡萄酒をサービスして頂きました。9月上旬はぶどう最盛期のため、夜明け前からの収穫作業が一段落し下山された所だとのこと。黄金桃を購入。トロットロの食感、マンゴーにも勝る甘さながらサッパリした後味に驚きました。晩秋からは干し柿が一面に吊され、紅葉と併せて観光客の注目を集めているそうです。

午前9時頃トレッキング開始…落石注意通行止めの看板が?!散歩中のお爺さん曰く問題なく通行可だそうで、滝近くでお茶の約束をし一時解散、一級河川の荒川沿い、奇岩を見下ろしながら歩き、3kmほど進んだところで迎えてもらいました。お目当ての仙娥滝、前日まで雨続きだったそうで、豊富な水の流れは圧巻!蕎麦屋や甘味処など殆ど閉まっていましたが、淡緑と透き通った水の穏やかさにエネルギッシュな石と滝、どれもマッチして自然を全身で感じる素敵な体験でした。

②宮崎夫婦との体験

旅2日目は父の旧友、宮崎さん・そして奥様と合流。東京で鍼灸院を営みつつ、1年程前から南アルプス市にて自然農ライフを始められました。武田神社に訪れた後、クラインガルテンを案内して頂きました。

クラインガルテンとは、ドイツ語で「小さな庭」。リビングキッチンにトイレ寝室を備えた建物に、思い思いに耕した庭、22区画ほどで構成され幅広い年代の人が滞在しています。裸地にして黒シートを張り管理しやすく整えている庭もあれば、オミナエシ、ハナトラノオなどが咲き乱れ区画の入口もトンネルのように仕立てられた庭など、様々な農スタイルを一挙に見ることができます。

 宮崎さんは葉野菜に根菜、前の居住者が残した無花果など様々な種を少しずつ栽培、多様性を大切に雑草は残すスタイルです。夕飯には甲府名物おざらを銘店小作にてご一緒し、温泉で入浴、最後まで大変お世話になりました。

③前嶋さんからの学び 無農薬に挑戦され続けて30年の前嶋さんを紹介していただきました。笛吹市にて、桃とぶどうを栽培されています。 例えば、桃にとって代表的な害虫のひとつ、葉に付いて白い傷を残すハダニのお話。桃は自己防衛のために「自己間引き現象」=葉を自ら落とし、更には実が成らなくなってしまいます。ダニの生態を観察し、ブタクサを好むことに気づいた前嶋さんは、桃への被害を防ぐことに成功されたそうです。 あらゆる生き物がイキイキしている空間だからこそ、桃にたからなくなる。そもそも非常に強い作物だから栽培植物として生き残ってきたので、虫も病気も桃を好んでいない。 「風土にあった種を考え、環境を整えてから植えるんだ」という言葉に、今までの農業観を一新せざるを得ませんでした。


昇仙峡と小作(甲府駅前店)&老紳士にナンパされたの図(2021.9/7)

宮崎さん夫婦と自然農法(前嶋さん)&小作(双葉店)のおざら(2021.9/8)



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